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趣味的ブログです。最近ニコマスPとしての日記になってきてるかもしれません。というか確定的に明らかか。
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パンダ?そんなことより聞いてくださいよ。

中国の春秋の五覇のひとりで、楚の荘王のお話。

「鳴かず飛ばず」
「鼎の軽重を問う」
「絶纓の会」

全て荘王に関係した故事成語です。楚国最高の英主といって誰しも納得する王でしょう。

王は、(ケッテイ)という馬のおかげで、戦場で難を逃れたことがあり、人間並みに遇していたらしいです。で、その馬が死んだときのこと。

王は群臣に喪に服して、棺などは大夫なみの待遇にするよう命じました。それが群臣に不評でしたとさ。まあ当然。だが、この人は英邁ですが、独裁的で人の言うことを聞かない。

司馬遷を宮刑に処したことが生涯の汚点でありながら、太陽王でありつづけているの漢の武帝や、比叡山の焼き討ちが生涯の汚点でありながら、天下布武を事実上成し遂げた織田信長に近いイメージです。

まあそれはともかく。その王を諫めたのが優孟という人。今で言うお笑い芸人でしょうか。「優」は俳優、「孟」は長男とか言う意味なので普通名詞かもしれません。

その人が言うには。の葬り方が不十分だと。王の礼で葬ったほうがよいと。楚国の国威をもってすれば、できないことなどない。

「まず、棺には彫刻を施し…(うんたらかんたら)」
「兵を動員して、墓穴を掘り、各国の使者を葬儀に参列させ…」
「その次には大牢を備え、所領は一万戸をつけ…」

「諸侯がこのことを聞けば、誰でも皆大王が、人を賤しみ、馬を尊ぶことを知るでありましょう」

これを聞いた英邁な王は、深く反省し、分相応の礼で葬ったといいます。

ああ、関係ない話だったでしょうか、すみません。

引用・参考:伴野朗著 「優孟の機知」 なんぞそれ神速なる 収録
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